あなたには自分の気持ちをさらけ出せる場所はありますか?
日記は日々の記録だけではなく、今の自分の想いを綴れる場所でもあります。なかなか人には言えないけれど、吐き出したい気持ちは、日記を書くことですっきりすることもあるかもしれません。
日記には継続力が必要ですが、続けるといいこともたくさんあります。
そこで、日記をつけるメリットやおすすめの日記のつけ方、日記を書くのが楽しくなるアイテムをご紹介します。
Me-time編集部のひなこです!
私はもともと継続が苦手なタイプでしたが、これまでに使った日記帳は8冊、7年以上日記を書き続けています。日記を書くことで自分と向き合えたり現状を見つめ直せたりして、書きはじめる前よりも思考がポジティブになりました。
この記事を通して、みなさんにも日記をつける習慣の良さをお伝えできたら嬉しいです。
日記をつける3つのメリット
小学校の夏休みで絵日記の宿題が出されたとき、私は夏休みの後半になってから焦ってまとめて書くタイプでした。そんな私でも、大人になってから7年以上日記を続けられています。こんなに長く続けられているのは、継続する中で日記をつける効果を感じられたからです。
1. 気持ちが整理できる
心がモヤモヤするとき、自分でもその正体がなんなのかわからない時がありませんか?もしかしたら本当は分かっているけど、ただ頭の中が整理されていないだけかもしれません。
例えば、人間関係がうまくいっていないと、人生のすべてがうまくいかないように感じるときもあるでしょう。でも、よく考えてみたら、人間関係以外はいつもと変わっていない。モヤモヤの正体の「人間関係」が、隠れてしまっているのです。
そんなときは、文字にすることで、気持ちが整理されて原因が突き止められるかもしれません。それに、日記を続けていると、いつからどんなことで悩み始めたかが分かるので、解決の糸口にもなります。
2. ストレス解消になる
ネガティブな感情は言葉にすることで、ストレス解消になることが多いと思います。気心が知れた友人や家族に話すことが1番の解消方法かもしれないけれど、状況によっては言いにくいときもあるでしょう。
そんなときは、思いっきり感情的に日記に想いをぶつけてみましょう。人に話すときは言葉を選ばなくてはいけないけれど、日記の中では自由です。思うままに書き出すだけでも、ストレス解消になって、冷静な気持ちになれますよ。
3. 自分の成長を感じられる
殴り書きで書いてあったときは、ちょっと心が荒れていたのかな。丁寧に書いていたときは、穏やかな気持ちだったのかな。読み返すと、内容と文字の書き方だけで、どんな感情だったのか想像ができます。
日記を通して、悩んだり落ち着いたりを繰り返して、自分が成長していく過程を感じられるでしょう。
そして、もし今が大変でも「今まで乗り越えてきたのだから、きっと今回も大丈夫」と思えるはずです。
おすすめの手書き日記のつけ方
アプリやパソコンで日記をつけるのも簡単でいいですが、紙の日記帳は、文字からもそのときの感情が読み取れるのでおすすすめです。そこで、手書きでも続けられる日記のつけ方をご紹介します。
専用の日記帳を使う
日記を続けるなら、過去を振り返りやすい日記帳がおすすめです。
私は、今年から「5年日記」で書いています。まず、見た目のクラシックな雰囲気が好きなので、書くときにテンションが上がります。ケースがついているので、綺麗に保管ができるのも嬉しいポイントです。
5年日記は、こんな風に毎年同じ日の日記が1ページに記録できるのが特徴です。「去年のこの日はこんなことを考えていたんだ」とすぐにわかるので、日記を書き続けていくごとに楽しさが増していきます。
日記を続けられるか心配な方でも、1日分の書くスペースが少ないので気軽に始められますよ。5年はちょっと多いかな?と思う方は「3年日記」もあるのでぜひチェックしてみてください。
まずは3年日記から始める
ひなこ愛用の5年日記はこちら
手帳でお手軽につける
専用の日記帳でなくても、手帳にひとこと日記をつけるのもおすすめです。私は5年日記を始める前はずっと手帳に日記を書いていました。
手帳は週間の予定を記入できるものを購入します。月間にはスケジュール、週間には日記を書きます。
毎日手帳をみるときに、日記もついでに書けるので続けやすいですよ。
手帳の最初のページに年間のスケジュールが記入するところがあれば、どんな1日だったか簡単に記号でつけるのもおすすめ。ハッピーな日は◎、普通の日は〇、ちょっと調子が悪かった日は△、落ち込んだ日は×などと決めて、毎日記号を書くだけです。
スケジュールと日記を同時に振り返ることで、その年の様子が一気に蘇るはず。1年が終わる頃には、1年間の思い出をギュッと閉じ込めた一冊になるでしょう。
日記をつけたくなるアイテム
日記を続けるためには、つけたくなるアイテムを揃えておくのもポイント。お気に入りのアイテムがあれば気分が上がり、楽しく日記を続けられます。今回はおすすめのアイテムを2つご紹介します。日記帳を新しく選ぶときには、文具コーナーものぞいてみてくださいね。
お気に入りのペンを見つける
ペンは日記をつけるうえで欠かせないアイテムです。日記専用のペンにすればさらに愛着がわくかもしれません。
数年たってからも見返したい人は、劣化しないものがいいかもしれません。以前、こすると消えるボールペンで書いていて、あとで見返したら文字が消えていた経験があるので、劣化しにくい油性ボールペンがおすすめです。
マスキングテープやシールを使う
日記を書くだけじゃなく、ページを可愛く装飾すれば、あとで見返したときに楽しさが倍増しますよ。絵を描いたり色をたくさん使ったりするのは難度が高めなので、マスキングテープやシールが簡単でおすすめです。
その日の気分を表現できるようなシールもたくさんあります。パッと見たときに、その日がどんな1日だったかがすぐに分かっていいですよね。
日記の中では自由に伸び伸びと
SNSが普及して自分の気持ちを文字にする機会は増えているけれど、みんなが見ている場所だから「見られる用の自分」を作ってしまいがち。だからこそ、日記を開いているときは、自由に伸び伸びと。日記をつける習慣が、あなたにとって癒しの時間になりますように。
※この記事は2022年6月時点の情報で制作しています