ひとり時間は、落ち着いて考えたり気持ちを整理できたりする一方で、気分が落ち込んでしまうこともあるかもしれません。そんなときは、気持ちを切り替えるきっかけにドラマを見てはいかがでしょうか。
泣ける感動作や、クスッと笑える楽しいものまで、前向きな気持ちになれるドラマを5つピックアップしました。
【Today’s Me-time】
・外で感じたモヤモヤを晴らしたい
・思いっきり泣いて笑ってスッキリしたい
・やる気のスイッチを入れたい!
凪のお暇
「凪のお暇」は主人公・凪が、人生のリセットを決意し、再スタートを図るストーリー。
常に場の空気を読み、人の顔色を伺って自分を守ってきた凪ですが、ある日心が折れてしまいます。会社を辞めて、付き合っていた彼氏や関わっていた人との関係を全てリセット。ありのままの姿で、新しいアパートへ引っ越して誰にも縛られない生活が始まります。
キャストは、主人公の凪を黒木華さん、元彼の慎二を高橋一生さん、お隣さんのゴンを中村倫也さんが演じています。
初めは、どうしても周りの目が気になり空気を読んでしまいそうになるけれど、お暇先で出会った人や元カレの存在が凪に変化をもたらします。成長したり時々戻ってしまったり、悩みながらも進んでいく凪の姿にはいつまでも見守りたくなる魅力があります。
ほっこりとした緩さに癒されつつも、凪や取り巻く環境が変わっていく様子にスカッとした気持ちになります。きっと見終わったあとは、自分も一歩踏み出そうという気持ちになれるはず。
空飛ぶ広報室
テーマは「なりたいものになれなくても別のなにかになれる」
「空飛ぶ広報室」はテレビディレクターの稲葉と元戦闘機パイロットの空井が、挫折から新しい夢を見つけていく物語。稲葉が取材のために航空自衛隊の広報室を訪れたのをきっかけに、挫折した2人の新たな夢が開いていきます。
キャストは、テレビディレクターの稲葉を新垣結衣さん、元戦闘機パイロットの空井を綾野剛さんが演じています。
1度は夢を諦めた2人が、悩み苦しみながらも、新しい夢をどう見つけていくかに注目です。初めは衝突していた2人がお互いを認め合っていく姿は、恋愛ドラマとしてもお仕事ドラマとしても楽しめる作品です。
過去を乗り越えて頑張る姿に心が洗われて、とても爽やかな気持ちになります。主題歌はドラマのために書き下ろされた安室奈美恵さんの「Contrail」という作品です。飛行機雲というタイトルの通り、ドラマの爽やかさを引き立たせています。
何もかもが上手くいかないと感じて落ち込んでいるときでも、前向きな気持ちにさせてくれるドラマです。
のだめカンタービレ
「のだめカンタービレ」は人気マンガの実写化で、音大を舞台に日常を繰り広げていく青春ラブコメディー。
音大でエリートの千秋が、落ちこぼれを集めたオーケストラの指揮者になります。ちょっと変わり者で天才なのだめとともに、オーケストラを作り上げながら、友情や将来を築いていく物語。
のだめを上野樹里さん、千秋を玉木宏さんが演じています。2人は、原作の二ノ宮知子さんも太鼓判をおしたほどのハマり役です。出てくるキャラクターもみんな個性的で愛おしい!
相性が悪そうな、のだめと千秋ですが、2人の掛け合いがとても微笑ましい気持ちになります。お互いに影響されながら成長してく姿は、青春そのもの。コミカルな作品なので、楽しみながら一気見してしまうはず。クラシック音楽がドラマの中で、ふんだんに散りばめられているのもポイントです。
おうち時間を笑って明るい気持ちで過ごしたい、クラシック音楽で癒されたい方におすすめのドラマです。
義母と娘のブルース
「義母と娘のブルース」は、突然小さな娘の義母になったキャリアウーマンの亜希子が、娘のみゆきと本物の家族になるために奮闘する家族の物語。
みゆきが小学生から高校生になるまでの10年間が描かれていて、ドラマの前半は親子の絆をメインに、後半は亜希子がコンサルタントとして関わるパン屋を繁盛させるストーリーへと変わっていきます。
キャストは、キャリアウーマンの亜希子を綾瀬はるかさん、幼少期のみゆきを横溝菜帆さん、高校生のみゆきを上白石萌歌さんが演じています。
仕事はパーフェクトなのに育児には不器用な亜希子が、一生懸命にお母さんになろうとしている姿は全力で応援したくなります。みゆきは前半と後半でキャストが変わりますが、どちらも愛らしいキャラクターで、亜希子がどんな風にみゆきを育ててきたかがイメージできます。
亜希子とみゆきの掛け合いやお互いを想う気持ち、父(夫)を想う気持ちに、クスっと笑いもあり、ハートフルで心温まるストーリーが、おうち時間を穏やかで優しい気持ちにさせてくれます。
僕のいた時間
「僕のいた時間」は、主人公の大学生・拓人が難病と戦い、残された人生をどう生きていくかを模索していく物語。人生のリミットを意識したとき、自分の病気とどう向き合うのか、恋人や家族とどう向き合うのか、悩みながら前向きに生きていく姿が描かれています。
キャストは、大学生の拓人を三浦春馬さん、拓人と同じく大学の同級生でヒロインの恵を多部未華子さんが演じています。2人は4年に1度、恋人役で共演しており「4年に1度の恋人」「オリンピックみたいな関係」と言われているほど相性抜群のコンビです。
ドラマでは主人公にフォーカスされがちですが、注目してほしいのがヒロインの恵です。ほとんど涙を流さない恵の芯の強さと、何があっても動じない姿に覚悟を感じ、心を打たれます。そんな恵と共に、拓人は病気と向き合いながら穏やかな時間を過ごしていきます。
主人公が難病になるストーリーなので悲しく、胸が苦しくなる場面はもちろんありますが、生きていく希望や光をたくさん感じられて、毎日を大切に生きようという気持ちにさせてくれます。
おうち時間を穏やかで前向きな気持ちに
今回は前向きになれるおすすめのドラマを5つご紹介しました。
ひとりで過ごすおうち時間はマイナスな気持ちではなく、穏やかな気持ちで過ごしたいもの。ドラマをお供に、まったりとリラックスしたひとり時間を過ごせますように。
※この記事は2022年5月時点の情報で制作しています