好きなものは好きなままで。自分らしく愛されていい

好きなことを素直に好きだと言える人はどのくらいいるんだろう。

「みんなにどう思われるだろう」

「私だけだったら嫌だな」

そんな不安を抱えて、好きな気持ちを表現できずにいる人は、もしかしたら多いのかもしれない。

 

洋服を買いに出かけると、こんな言葉をよく耳にする。

「今これ流行ってるんですよ」「モデルの○○さんが雑誌で着てくれたんですけど」

そして、雑誌やメディアではこんな言葉をよく目にする。

「今年のトレンドはこれ!」「この夏は○○がなきゃ始まらない!」

そんなことはないとはわかっていても、トレンドアイテム以外は身につけてはいけないような気がしてくる。

流行やメディアの流れに身を任せていると、自分の「好き」という気持ちなんて、すごくちっぽけなものに思えてくる。

そして、自分の好きなことを貫くよりも、同調する安心感を求めてしまう。それが悪いわけではないけれど、みんなと同じが正解なわけじゃない。

もちろん、流行りのアイテムを取り入れてもいい。今っぽさがスパイスにもなることもある。

でも、選ぶものの中に自分の「好き」がちゃんとあるかってすごく大切。

好きなものを貫くことは、時に勇気がいる。でも、好きなものは好きなままでいい。だって、正直な気持ちだから。

たとえそれが周りと違っても、賛同を得られなくても。

口に出さなくても、自分がわかっていればいい。

そうやって自分の好きを積み重ねることがアイデンティティになる。好きが増えていくことで、自信につながる。好きなものに囲まれる生活は、輝きをくれる。

自分の正直な気持ちを大切にすることは、きっとあなた自身を愛することと同じ。

だから、好きなものは好きなままで。自分らしく愛されよう。